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○病名 |
足関節捻挫
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○症状 |
足関節やくるぶしの周囲が炎症して腫れ上がり、足首を捻ったり歩行した際に患部に痛みを感じます。症状が重いと内出血が起こったり、腫張が大きくなって足関節を動かせなくなったり、地面に足底をつけるだけで痛みが走るようになったりします。
足関節捻挫は治療をきちんと行わないと慢性化しやすく、少し足首を捻っただけですぐに捻挫を起こすようになります。慢性化した足関節捻挫の特徴としては、足首の可動範囲が減少すること、多少腫張が残るようになり、足首が太くなってくることなどがあります。また、意思通り正確に動かなくなって、患側の足で片足立ちするとふらつくようになります。
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○原因 |
足首を過度に捻った時に、足首の筋繊維や神経を損傷して発生します。特に足首を内側に捻った際に起こる足関節外側捻挫が大半です。スポーツをしている時や歩行中に足がすべったり、段差に気付かずに着地したりした時に起こりやすいのですが、長年の酷使で少しずつ捻挫になるケースもあります。
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○治療法 |
当院では特殊な手技療法で、まず足関節周囲の筋肉、靱帯、神経等の損傷を修復して、炎症や硬直を消失させ、腫れや炎症を取り除きます。次に足関節の可動域を広げて足首が自由に動かせるようにします。通常はここまで治療すれば問題ありませんが、足首のむくみが長年かかってひどくなり、足首が太くなってしまったケースでは、本人の希望があればさらに加療して出来るだけ元の太さに戻していきます。(ただし、多少の足首の太さに違いがあっても日常生活に支障はないので、これは美容上の目的となります。)また、慢性捻挫の場合には、足部の感覚や耐久性が元に戻るまで加療とリハビリが必要です。治療期間は症状に比例します。
いずれにしても、足関節捻挫の場合は最低でも足首の可動域が通常に戻るまでは治療が必要です。
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8.顎関節症
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