E家庭でのぎっくり腰の対処法
ぎっくり腰直後は、痛みが強く身動きが出来ないので、無理してすぐに病院に行こうとせずに、安静にして様子を見ます。
横向きで寝るなど楽な姿勢にしていると、痛みは徐々に軽くなってくるので、それから病院へ向かいます。軽症の場合はすぐに治ったように感じますが、怪我をした部位は傷ついたままなので注意が必要です。
きちんと治さず再発すると慢性化する可能性もあります。
治療の初期に、痛みが強くて寝られない時(急性期)は湿布を貼ったり消炎鎮痛剤を飲んでも構いません。ただし痛みがひいているのに長く薬を飲み続けたり、何日も寝てばかりいてはかえって回復が遅れるのでいけません。
一般的には2日ぐらいで痛みがおさまり、さらに3〜4日安静にするとある程度動けるようになります。その後は無理をしない範囲で日常生活に徐々に戻し、ストレッチや運動で筋肉を動かしてリハビリをしていきます。2週間ぐらいは腰に過剰な負担をかける動作や重いものを持つようなことは避け、再発を警戒します。
何度もぎっくり腰になるとその後も繰り返しやすくなるので、一度でもぎっくり腰になった人は、腰椎を支える筋肉や靱帯を鍛えたり、柔軟性をつけたりして腰痛を予防することが大切です。
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