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D治療方法の選び方
(1)保存療法に徹すべき腰痛
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◆ぎっくり腰、筋・筋膜性腰痛、椎間関節性腰痛、姿勢性腰痛等、腰痛はあるが、レントゲン等に異常がみられないもの |
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◆腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症等、骨に異常はあるが、強い痛みやしびれはないもの |
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◆骨粗鬆症による変形や骨折があるが麻痺のないもの |
(2)まず保存療法を行い、効果がない場合に手術を考えるべき腰痛
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◆腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、脊椎分離症・すべり症、変形性側弯症・後弯症等の腰椎変性疾患で、保存療法による治療をしても下肢のしびれや痛みが強く、日常生活や仕事に支障があるもの |
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◆感染性脊椎炎(化膿性脊椎炎、結核性脊椎炎)で椎体破壊や変形の見られないもの |
(3)手術が必要な腰痛
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◆脊椎の脱臼や骨折、脊椎腫瘍、脊椎炎、重度の椎間板ヘルニア等により腰背部痛や麻痺が強く起こり、その結果感覚障害や筋力低下、排尿・排便障害が急速に進行しているもの |
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◆圧迫骨折や感染性脊椎炎による椎体の壊死または骨癒合不全(骨折部分がくっつかない) |
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E家庭でのぎっくり腰の対処法 |
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